2005/11/20(日) 中啓「抱擁」をUPしました。



ああ、夜が明けてしまいました。
やっと啓太君サイドをUPしました。
もう朝ですよ。日付が変わってしまいました・・・(涙)
出来は・・・まあ、中嶋さんサイドで入れたかったのに、どうしてもいれられなかった場面が書けたので、私なりには良しなのですが・・まあ、突っ込みどころ満載です。

啓太君が中嶋さんの膝に座って、ドッグタグをつけるところが書きたかったんです。でも中嶋さんサイドではどこにも回想させるところが無くて、泣く泣く諦めたんですが・・・どうにか書けないものか・・・と。
中嶋さんサイドでは。



 俺も、莫迦なことをするようになったもんだな・・と自分自身を笑いながら、煙草を消すとネクタイを緩め、シャツのボタンをはずした。
「何をぼんやりしてる。」
 意味が分からず呆けて見つめている啓太の額を指先で弾く
「いたっ!何ですか?」
「何ですかじゃないだろ?お前がつけるんだ。俺に。」
 にやりと笑うと啓太は耳まで赤く染めながら、太ももをまたいで座り、ドッグタグをそっと俺の首につけ、そうしてぎゅっとしがみついてきた。
「中嶋さん・・・。」
「お前まで首にまとわり付く必要は無いんじゃないのか?重いぞ。」
 くくくっと笑いからかうと、
「俺込みでプレゼントなんです。」
と拗ねたような掠れた声で耳元にささやいてきた。
「返品するぞ。」
「しないでください。しちゃ嫌です。」
「ふん?」
 ぴしっとまた額を弾く。
「痛いです。」
「当然だ痛いように弾いたんだからな。」
 そうやって無意識に俺を煽るから悪いんだ。いい加減自覚しろ莫迦。
「ううう。酷いです〜。」
「少し黙れ、煩い。」
 そういって俺は啓太の唇をふさいだ。



こんな感じでしょうか?啓太君側が書けたので満足なんですが、
誰かこの場面だけ漫画にくれないだろうか・・・と思ってみたり・・・(だって自分の文章じゃつまんないんですよお。)そろそろ体力の限界なので寝たいと思います。
ぐう。
(2005/11/20(日)の日記に掲載)




いずみんから一言

収録漏れしかけていて、リストチェックをお願いしていた
まめさまからご指摘をいただき、あわてて回収に走った(苦笑)掌編。
まめさまには心からの感謝を!

ものを書いていると、どうしてもあるシーンが入らなくなってしまうのは
よくあることだ。
伊住は気になりつつもそのままにしてしまうことが多いのだが。
みのりさまはこうして拾い上げておられる。
心優しいみのりさまならではだなあと思いつつ。
でもホント、どたか漫画にしてくださらないでしょうかね?

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