ようこそ、猫耳ワールドへ




さて。これより先はパラレルもパラレル。まったく別世界のお話でございます。
この世界には「猫耳族」という、猫の耳としっぽをもった少数民族(?)がいて、その容姿の愛らしさから珍重されております。
めったなことでは猫耳の郷から出ようとしない猫耳ですが、ちやほやされるのが好きな一部の若い猫耳は、アイドルやモデルなどになったりします。
そして。執事やメイドさんとして彼らを雇えたら、それはかなりのステータスシンボルとなります。
王族や由緒正しい家柄のお金もちなどセレブ中のセレブでも、運がよくなければ猫耳を雇うことはできないのですから。

これは鈴菱のお屋敷で働きはじめた、ひとりの猫耳メイドのお話です。
それではどうぞ、猫耳のいるもうひとつの世界へ――


猫耳世界への入り口です。




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