森へおいで  あとがき。



あの人に会えると言うのなら、月のない夜をかけていく。
声を頼りに闇の中を。たった一人でかけてゆく。
そんな話になる筈だったのに。
切ない感じになる予定だったのに。
おかしいなあ、なんでこんな展開になっちゃたのかしら?
なんて思いつつ。魔法使い啓太君と、魔王の中嶋さんのお話です。

リヴ島で偶然、上高地さまとお会いできて(サイトでもリヴでもお世話になりっぱなしなのですよ。)
お話できた時、「見習い魔女の啓太君に、黒猫に化けた魔王の中嶋さん」なんて話題になったのね。
なんて美味しい設定なんでしょうと、妄想モードに入って書いていたのだけど。
もーちんがいつも餌をもらってて、とってもお世話になってるから、上高地さまへお礼しなくっちゃー・・と
(え?これは嫌がらせ?だろって???)張り切って書いたんだけどねえ。
書いていくうちに設定が変わり、魔法が使える王子啓太君と、黒猫の中嶋さん・・になってしまったのですよ。
そして、私の書くものは、こんな楽しい設定でも、萌えは・・どこ?どこなの?

啓太君を助けるときの中嶋さんをもっと格好良く書きたかったとか、最後のシーンが、とか色々難はありますが、書いていて楽しかったので、まあいっか。
見習い魔女の啓太君は、また何かの機会に書くとします。
王哲也とヒデの話・・も出来たら書きたいなあって思ってます。
これは設定だけは完璧にあるんだけどね。以前別な話でその設定を使っているので。

上高地さまが言ってた「花魁」啓太君もいいよねえ。って思うのだけど、それも先になっちゃうなあ。
書くのが遅くてなかなか、書きたいものが消化できなかったりしてるのです。
でも色んな物を書く前に、中啓ウェディングを書かないとね。
うちの中嶋さんは格好良くないけど、幸せなふたりだから、それで良し。
新しいお話が出来たら、また読んでね。よろしくお願いします。


××××××
「森へおいで」にはあとがきがついていました。
ノートで読むとき用のあとがきです。
ノートを読むのは私か姉の友人、そのためだけのあとがきでした。





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いずみんから一言


そうか。書いてて楽しかったんだ。よかったね。
ものを書いていると、自分が好きで書いているのに、しんどかったり
辛かったりしてしまうことがある。
だから楽しんで書いたものが1本でも多く見つかると、こっちまで
何故だかほっとしてしまうのだ。
また何かの機会に書くとします」
新しいお話が出来たら、また読んでね。よろしくお願いします」
なんだか、待っていたら本当に書いてもらえそうな気がしてきて、
まだ涙が止まらない。

上高地さん、花魁啓太くん書きませんか ―― ?
図に乗っていくつリク出すつもりだ?

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