カップリング なりきり100の質問 | |
七条・啓太編 | |
質問ご提供は BIANCA さま |
―― 51 〜 100 ―― ココからはエッチ有カップルのみお楽しみください。 51 貴方は受け? 攻め? 啓太「……(赤)」 七条「僕の方が伊藤くんを、ということです」 52 どうしてそう決まったの? 七条「僕からお願いしました」 質問者「どんなふうにですか?」 七条「君に触れてもいいですか、とお尋ねしたわけです。もちろん伊藤くんは快く受け入れて くれました」 53 その状態に満足してる? 七条「これで満足していなかったら、罰が当ってしまいますね」 54 初エッチはどこで? 七条「屋上ですね」 質問者「え゛っ!?」 七条「手すりがちょうどいい高さだったので、そこで(にっこり)」 質問者「……ってことは、もしかして『 外 』ってだけじゃなくて、もしかして、その……『 立ったま ま 』……とか……(汗)」 七条「ええ。そうですね。そのとおりです(ますますにっこり)」 質問者「(い、いや。「にっこり」じゃないだろっ !?) それで啓太くんが同意したんですか?」 七条「だって部屋に戻る余裕なんてありませんよ? 夢にまで見た人をこの手に抱けるのです から。それに冷たくて硬いコンクリートの上で直に……っていうよりいいじゃありませんか」 質問者「そ、それはまあ、確かに……(あくまで『 比較論 』としての話だけど……。汗)」 啓太「……(真っ赤)……」 55 その時の感想を・・・・ 啓太「……すごい、と思いました」 質問者「ようやく喋ってくれましたね(笑)」 七条「伊藤くんは僕といっしょで恥ずかしがり屋さんですから(笑)」 質問者「ところで七条クンの感想は?」 七条「そうですね……。何もかもが想像していた以上だった、ですね。本当にすばらしい体験で した」 (以下、延々と30分以上にわたって話しつづけたため、紙面の都合上、ここでカットさせて頂きます。悪しからずご了承ください。100の質問事務局) 56 その時、相手はどんな様子でした? 七条「ああ。かわいくて、初々しくて。突然のことに途惑いながらも僕のしようとしていることを必 死で受け入れようとしてくれて……。(延々と……。以下同文)」 質問者「(やれやれ。やっと終わったよ。長かったなあ……)それで? 啓太くん、七条クンはど んな様子でしたか?」 啓太「えっと……。冷静で余裕があって……」 七条「あれは 『 冷静なふり 』 をしていただけですよ。 啓太「……ホントに……?」 七条「夢にまで見つづけた君をこの腕に抱いているというのに、冷静でなどいられるはずがない じゃないですか」 啓太「(うるうる)」 質問者「(わわっ、泣かれたらまたストップしちゃうっ!!)さっ、では次です。次の質問に行きま すよっ!!」 57 初夜の朝、最初の言葉は? 七条「それが外だったものですから……」 質問者「ええ、ええ」 七条「その夜は伊藤くんを連れて戻ってベッドに入れて……。それで僕は自分の部屋に戻って しまったんです。突然のことに驚いているだろう伊藤くんを、それ以上、追いつめたくなか ったからなんですが、今になって考えると、一晩この腕に抱いて、甘えさせてあげればよ かったと反省しています。こういうところで、自分の若さを痛感してしまいますね」 58 エッチは週に何回くらいする? 七条「事情が許す限り、です」 59 理想は週に何回? 七条「もちろん毎日ですよ」 啓太「七条さん……。それだと俺がもちません……」 60 どんなエッチなの? 啓太「いろいろ……?」 七条「そうですね。いろいろかもしれません」 質問者「すみません。もう少し具体的にお願いできませんか」 啓太「具体的にと言われても、俺ってそっち方面のボキャブラリィがほとんどないので……」 七条「僕もそうです。英語かフランス語かでよろしければ、表現を考えてみますが?」 質問者「いいいいえっ(大焦)。結構ですっ。次でいいです、次っ!」 61 自分が一番感じるのはどこ? 啓太「……言わなきゃ駄目……?」 質問者「ええ、まあ」 七条「僕も聞いてみたいですしね」 啓太「七条さんまで?……(涙目)」 七条「だって 『 僕の思っている伊藤くんのいいところ 』 と 『 実際に感じてくれているところ 』 に ズレがあったら哀しいじゃないですか。修正するいい機会ですから是非教えて下さい」 質問者「そうですよね。努力は正しく報われるべきです」 啓太「じゃあ七条さんにだけ(七条の耳元で、口を両手で隠しながら囁く)」 七条「……(にっこり。満面の笑み)……」 質問者「で? どのようなお答えなのでしょうか?」 七条「……(にっこり。満面の笑み)……」 質問者「七条クン?」 七条「……(にっこり。満面の笑み)……」 質問者「もしかしてそれって……、ナイショってことですか」 七条「はい。もちろん」 質問者「あのう……。ワタクシが口添えして差し上げたからこそ、啓太くんも話してくれたんだと 思うんですが……?」 七条「はい。質問者さんにはとても感謝していますよ」 質問者「…………それだけ、ですか?」 七条「はい」 質問者「(この恩知らずヤロー!(怒))」 62 相手が一番感じているのはどこ? 七条「いろいろありますが、いちばん幸せそうな顔を見せてくれるのは、頭を撫でてあげている とき、でしょうか」 質問者「意外と素直に答えてくれましたね(苦笑)」 七条「ええまあ。先ほどは失礼しましたので」 啓太「だったら俺も答えないといけませんよね。さっきのの原因は俺だし……」 質問者「ぜひお願いします」 啓太「はい。……と言いたいところなんですが、実はよく分からないんです(しょんぼり)」 質問者「それはどうして?」 啓太「だって俺、まだ七条さんにしがみついてるのが精一杯で、俺の方からどうかするなんて とても……(真っ赤)」 質問者「(かっ、かわいい……!)」 啓太「あっ、でっ、でもっ!」 質問者「はい。何かありましたか?」 啓太「はいっ。俺の手でアレをつけてあげると、すごく悦んでくれますっ!!」 質問者「(何を言い出すかと思ったら)………………ああ、そう。よかったね(脱力)」 啓太「はいっ(にこにこ満足笑)」 質問者「(はああ……。ぐったり)」 63 エッチの時の相手を一言で言うと? 啓太「一言で言うんだったら……。頼もしい存在、かなあ……?」 七条「掌中の珠です。まさに」 質問者「(思わず)ぷっ」 七条「どうかしましたか?」 質問者「いっ、いえっ。失礼しました」 七条「?」 啓太「……七条さん。ことばの意味と音とわかって言ってます?」 七条「? ? ?」 64 エッチははっきり言って好き? 嫌い? 七条「僕は好きですね。伊藤くんを一番身近に感じられる瞬間ですから。それに何より独り占め できます」 啓太「俺はまだ初心者すぎて……。好きとか嫌いとか言えるほど分かってないんですけど」 質問者「はい」 啓太「でも、七条さんがしてくれるのは嫌じゃないな、って、その……(真っ赤)」 七条「啓太くん……(抱!)」 啓太「だってホントのことだし……(幸赤)」 質問者「(……どうしよう。驚きもしなくなってきた自分が怖い……)」 65 普段どんなシチュエーションでエッチするの? 七条「いろいろ、ですね。ご不満でしょうが、もう、それしか表現のしようがありませんので……」 質問者「はいはい。了解してますよ(苦笑)」 66 やってみたいシチュエーションは? (場所、時間、コスチューム等) 七条「浴衣とか着物とかを着たまま……というのをやってみたいですね。この間、温泉旅館に ふたりで泊まったんですけど、そのときはつい習慣で普通に脱いでしまったんです。あと から考えると、あのままできたんじゃないか、と」 質問者「ええまあ。できますね(苦笑)」 七条「ああやっぱり! 残念なことをしました」 質問者「え? あ? それほどのことじゃないんじゃ……」 七条「だっていちいち脱がずにできるんですよ? すばらしい日本の文化に触れられなかった のは残念です」 質問者「文化ですか(笑)」 七条「はい。夜這いといい着物といい、長い歴史と伝統に裏打ちされた、すばらしい習慣だと思 います」 質問者「ははあ……。そんなにたいそうなものだなんて、考えもしませんでした(笑)」 七条「あとは南の島で砂浜エッチっていうのもいいですね。燦々とふりそそぐ太陽の下で、伊藤 くんはさぞ……(遠い目)」 質問者「七条クン? もしもーし。帰って来なさーい(笑)」 啓太「七条さん、七条さん、ってば!」 七条「(はっ)これは……。どうも失礼を致しました。そのときの伊藤くんの様子はどんなだろうと 想像したら、つい……」 質問者「いえ。まあ、お気持ちは分からないでもないですが(苦笑)」 七条「すみません。伊藤くんも、ごめんなさい」 啓太「いえ、俺は別に……(苦笑)」 質問者「それにしても。七条クンって 『 外 』 が好きですか?」 七条「ああ……。言われてみればそうかもしれません。でもそれは僕の中に流れるフランス人の 血がそうさせるのではないかと思います」 質問者「なにやら比較文化論っぽくなってきました(笑)」 七条「フランス人はもともと冷たい石造りの建物の中でするより、気候のいい季節に外でする方 を好んだんです。昔は大きなベッドで何人もが一緒に寝ていた、というのも関係している かもしれませんが」 質問者「なるほど」 七条「それよりは爽やかな季節に毛布を1枚もって出かける方がいいでしょう? だから僕には きっと、そうしてきた祖先の血が流れているんですよ」 67 シャワーはエッチの前? 後? 七条「伊藤くんは前にも浴びたいようですが、僕は後だけでも全然かまいません。でも理想は、 前も後も一緒に入る、ですね」 啓太「そんな……。最初から一緒に入るなんて恥ずかしいです……」 七条「そうですか? そのあと僕にされることを想像しながらひとりでシャワーを浴びる方が、も っとずっと恥ずかしくないですか?」 質問者「……七条クン、煽ってどうするんですか? 啓太くんが意識しちゃってますよ(苦笑)」 七条「バレましたか(笑)。ああ言っておけば、今度から一緒にシャワーが使えると思ったんです けど」 啓太「……(真っ赤)……」 68 エッチの時の二人の約束ってある? 七条「たいした約束はないと思いますが、相手の嫌がることはしません」 啓太「………………(消え入るような声で)うそ……」 質問者「どうかしましたか?」 啓太「 『 いや 』 って言っても聞いてくれないこと、いっぱいあります……(涙目)」 七条「それは嫌がってるんじゃなくて恥ずかしがっているだけでしょう? 恥ずかしくてできない と思い込んでいるときには、ほんの少し背中を押してあげなければね」 質問者「まあ、えっちのときの 『 いや 』 なんてうわごとみたいなものだから、レイプでもないか ぎりマトモに受取ることもないですよね(苦笑)」 七条「ええええ。さすがは質問者さん。その通りです(微笑)」 啓太「(ふーんだ。どーせ俺は初心者で、そーいうびみょーなとこまでわかりませんよー、だ。 くすん。拗)」 69 相手以外とエッチしたことはある? 啓太「……(真っ赤な顔で俯いて)ありません……」 質問者「そんなに恥ずかしがらなくても(苦笑)」 啓太「……だって。女の子とするより先に男にされちゃうなんて……」 七条「……僕とするのが嫌でしたか?(← ことばも表情もやわらかいが、眼が笑ってない)」 啓太「ちっ、違いますっ! 俺は最初の相手が七条さんでよかったって……。他の誰でもなくて 俺はホントに運が良かったって思ってますっ。でも……。それとこれとはちょっと次元の違 う問題なんです……(しょぼん)」 質問者「七条クンは当然、女の子とも経験あるんですよね?」 七条「ええ、それはまあ……。もちろん伊藤くんと出会うまでの話なんですけど。日本を出るとそ れなりに(苦笑)」 啓太「(……やっぱり俺だけ……)」 質問者「じゃあ啓太くんの微妙な屈折はわからないですね」 七条「わからないと言われれば……。そう。たしかにわからないかもしれません」 質問者「でもね、啓太くん」 啓太「はい……?」 質問者「女の子としていなかったから、おかげで七条クンにバージンをプレゼントできたんじゃ ないですか? 七条クンだってそれなりに遊んでいなければ、啓太くんを気遣う余裕をも てなかったと思いますよ? 結果として今のような幸せな想い出にならなかった可能性だ ってあるんじゃないですか?」 啓太「そ、そっか……。そう言われればそうなのかも……」 質問者「ね?」 七条「(質問者さんにはあとでミ○ールのチョコレートケーキでも差し入れしておかないといけま せんね……)」 70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対? 七条「反対です。お互いセフレと割り切って遊ぶのは、質問の趣旨とはすこしずれているように 思いますしね」 啓太「俺は絶対にそんなの嫌です。心が俺に向いてくれてるからこそ、何をされてもいいって思 えるわけだから……」 71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする? 七条「……(能面のような無表情)……」 質問者「アシュタロトさまでも呼び出しますか?」 七条「いえ。それでは少々手ぬるいか、と」 質問者「……それ以上聞くのが恐ろしい気がします……」 七条「おや? 話題を振ったのは質問者さんでしょう」 質問者「それは問題が決まっているからですっ(焦)。ワタクシが聞きたくて聞いているわけでは ありませんっ。ホントですよっっ(焦焦)」 啓太「(七条と質問者の会話はまったく耳に入っていない様子で)俺は……。どうしようかな。 西園寺さんに相談して刑事告訴の手続きを取ってもらうでしょう? あ、まずは病院の手 配が先か。それから警察に届出て……。うーんと……、えーっと……」 質問者「(小声で)啓太くんって意外に現実的ですか?」 七条「(同じく小声で)いえ。僕も少なからず驚いているところでして。コメントはちょっと待ってい ただけますか(苦笑)」 72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち? 七条「何か恥ずかしいことでもあるんですか?」 質問者「ああ。この質問はきれいに分かれますね。恥ずかしい派と恥ずかしくない派に」 七条「なるほど。僕は後者ですが、伊藤くんはどうなんですか?」 啓太「する前もしてる最中も終わってからも、ずーっと恥ずかしいですっ(真っ赤)」 七条「……僕しか見ていないのに?」 啓太「そっ……、そうです(さらに赤)」 七条「どうして?」 啓太「だって……」 質問者「(あーあ。ふたりの世界にこもっちゃったよ。いつ帰ってくるのかなー? ←ヤケ)」 73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする? 啓太「和希に限ってそれはないと思います」 質問者「だけど、もし」 啓太「理由は明かせないんです。ごめんなさい。でも……、こう考えてもらえませんか? たとえ ばニッ○ンやト○タの社長が 『 今夜だけ、寂しいから…… 』 なんて親友にさえ言わない でしょう? そんなメンタル面が弱かったら、経営者としての資格はないですもん。それと 同じで和希もそんなことは言ってこないんです」 質問者「ははあ……。なるほど。で、啓太くんの親友って誰なんですか? そんな人たちを引き 合いに出すなんて、よほど……」 七条「質問者さん?」 質問者「はい? 七条「それを知ると、あなたの生命は保証されません。文字通りの意味で首が飛ぶかと…… (にっこり)」 質問者「(汗・汗・汗)」 七条「僕の答えも知りたいですか?」 質問者「ぶるぶるぶる」 七条「では、次へいきましょうか」 74 自分はエッチが巧いと思う? 啓太「……そんなの聞かないで下さいよぉ(涙)」 七条「ヘタではないと思っていますが、こればっかりは相手の感じ方ですから」 質問者「そうですよね。自分で自分のことを 「 巧い 」 と思ってる人って、独りよがりで実はヘタ、 ってこと多いですもんね(笑)」 75 相手はエッチが巧い? 啓太「もちろん」 質問者「何のためらいもなく即答しましたね(笑)」 七条「有難うございます、伊藤くん。君もとってもいいですよ」 質問者「でも 『 いい 』 っていうのは、『 巧い 』 とは違いますね?」 七条「(露骨なタメイキ)……貴方も無粋な方ですねぇ」 質問者「すみませんねえ。それでは紙面に起こせないもので……(涙)」 76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は? 啓太「うーんと……。言って欲しいことばは全部言ってくれてる気がします」 七条「僕は言って欲しいことばは言ってもらうようにしていますから」 質問者「お願いするんですか?」 七条「僕の言って欲しいことばなんて他愛もないものばかりですからね。ちょっと伊藤くんのいい ところを愛してあげながらお願いすれば、いくらでも言ってくれますよ(爽笑)」 質問者「いやその……。爽やかに笑いながら言われましても……(苦笑)」 77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの? 啓太「俺はあの……。まだあんまり慣れてなくて、何をされるんだろう、どうなっちゃうんだろうっ て不安になるときがあるんです。でも俺が何にも言わなくても、七条さんはちゃんと力づけ てくれるみたいに頷いてくれるんです。そしたら俺、安心できて……」 質問者「それは……、うれしいですね。恋人として(としか言いようがない……。ははは)」 啓太「はい。だから俺はそのときの、ちょっとだけ微笑んでくれてる顔が好きかな……」 質問者「なるほど。では七条クンは?」 七条「そうですね……。ちょっと不安そうにこっちを見る伊藤くんもいいんですけど(笑)。腕で隠 していた顔が少しのぞいて見える、そのときの表情がとても好きですね。思わずぞくっと するくらいいいんですよ」 78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う? 啓太「いーえっ。絶対に思いませんっ(拗)」 七条「はいはい。もちろん僕も思っていませんよ(苦笑)。伊藤くんと出会ってからは、そんなこと してませんからね。安心してください」 啓太「……べっ、べつに疑ったりしてるわけじゃないんですけど……」 七条「そう?」 啓太「……七条さんを疑ったりなんかしないです……」 七条「本当に?(ちょっと困ったような微笑)」 質問者「えーっとですね。差し出がましいようなんですけど」 七条「はい(返事はしているが啓太の方を見たまま)」 質問者「そんなに疑うなら、啓太くんに 『 疑っていない理由 』 っていうのを聞いてみたらいかが でしょう」 七条「ああ、そうですね。それはいい考えです」 啓太「え゛……(汗)」 質問者「本当に疑ってないんだったら、理由は簡単に話してもらえますよね」 七条「僕もその通りだと思います(筋肉笑いで啓太くんを凝視)」 啓太「(うっ、うわっ。怖いよ〜。中嶋さんも怖いけど、こういう表情の七条さんって呪われそうな くらいコワイ……っ)」 七条「………………」 質問者「……………」 啓太「………………」 質問者「……どうやらやはり」 七条「……ええ。伊藤くんは僕を疑っているようです(タメイキ)」 啓太「え? えっ?」 七条「僕はこんなに伊藤くんのことを愛しているのに」 啓太「ちっ、ちが……(大焦)」 七条「……現実ってこういうものですね。ふっ……」 質問者「ご心中、お察しします……」 啓太「だから違うんですってばー! 質問者さんは七条さんの俺の欲しがり方を知らないから そんなふうに思うだけですっ!!」 質問者「それが理由ですか?」 啓太「そうですっ! あんなに何度も何度も何度もやるんですよっ? よそで浮気してきてたら、 もっと手加減してくれそうなものなんですっ! 俺最近、七条さんとやって、自分がいった 回数を覚えてられないくらいやってるんですっ!! これ以上たしかな理由なんてありま せんっ」 質問者「はは〜あ」 79 SMとかに興味はある? 七条「SMですか? 誰かさんじゃあるまいし(鼻笑)」 質問者「さっきから気になっていたんですけど、 『 誰かさん 』 ってどなたなんですか? 何だか 具体的に誰かおられるようなんですけど……」 七条「ええ、いますよ。人の気持ちなんて考えたこともない極悪非道で、自分にテクがないのを ごまかすためにSMやってる人非人さんがね」 質問者「それはまた……、辛辣な」 七条「そうですか? これでもやんわりと表現したつもりなんですけどね」 質問者「(ひそひそと)啓太くん……。あの筋肉だけで笑ってる顔が怖いんですけど……」 啓太「(同じくひそひそ)あれは質問者さんが悪いんですよ。そっち方面に話題を振るから……」 80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする? 七条「それは……、困りますね」 啓太「七条さん? 俺……、自分から、その……求めた、なんてことはないんじゃないかと思う んですけど……(実際にはそんなブランクがない、ってことだけど……)」 七条「それは口や態度に出したことがない、っていうだけで、心はいつも僕を求めてくれている でしょう?」 啓太「そう言われれば……、そうかもしれません」 七条「求めてもらえないのはとても寂しいしつらいので、まずは原因を見極めたいと思います」 啓太「俺は……。七条さんに求めてもらえなくなったら、泣いて……。もしかしたら死んじゃうか もしれないです……」 七条「伊藤くん。心配しなくてもいいですよ。僕が伊藤くんを求めなくなるなんて、そんなことは ありえませんから」 啓太「俺もです。俺の心が七条さんを求めなくなるなんて、あるはずがないですっ!!」 七条「伊藤くん……!」 啓太「七条さん……!」 質問者「いや、だからさ。そういうのもうやめようよ、ってば(怒)。ね !? もう見飽きちゃって感動 もないしさぁ。ワタクシだって早く帰りたいんだよっ!」 81 強姦をどう思いますか? 啓太「良くないことです。絶対にしちゃいけないです」 七条「あんなものは誰かさんのようにマトモに他人と付き合ってもらえないような人間のすること です。つまり、僕たちには不必要な単語ですね」 質問者「( 『 誰かさん 』 って誰なんだろう? ううう、気になる……)」 82 エッチでツライのは何? 啓太「……翌日、起きられなくって遅刻しそうになることです……(赤)」 七条「ごめんなさい。それは完全に僕の責任ですね。でも遅刻にはなってないでしょう?」 啓太「でも、やっぱり抱っこして走ってもらうのは恥ずかしいんですよぉ……」 質問者「!?! だ……抱っこして走るんですか……?(絶句)」 七条「ぎりぎりの時間で、他人の眼がありませんので(にっこり)」 質問者「……ああ……、そう……。(それは辛いわ…… ← 同情)」 啓太「質問者さん……」 質問者「はい?」 啓太「その……。俺、どうやったら次の日ちゃんと起きられるようになりますか?」 質問者「どう、……って言われても(焦)」 啓太「……(うるうると期待に満ちたまなざし)……」 質問者「(ううっ。何か答えなきゃマズイって思わせる顔しないで欲しい……)あのー……。 それはやはり」 啓太「はいっ」 質問者「七条クンにお願いして回数を減らしてもらうのがいちばんではないか、と……」 啓太「(顔を真っ赤にして手はグー)だめですっ! せっかく七条さんがしたいって思ってくれてる のに、そんなこと絶対にできませんっっ!!」 質問者「あ……? やっぱりだめ?」 啓太「はいっ。別の方法をお願いしますっ!」 質問者「(えーい。こうなりゃヤケだっ)じゃあもう、やってやってやってやりまくるんです! 少なく とも1週間、今の倍以上の回数を毎日毎晩やりまくるんですっ!」 啓太「……えっ……(さすがに顔面蒼白)」 質問者「確かに1週間は辛いかもしれませんが、今の状態に戻ったら 『 なーんだ、これくらい。 楽勝楽勝 』 って思えるようになっていますよ」 啓太「……質問者さん……。それやると、きっと元に戻らずに、それがスタンダードになっちゃう と思うからだめです……(涙)」 83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ? 七条「やっぱり最初の屋上でしょうか」 質問者「最初がいちばんスリリングって、何やらハードですね」 七条「そうですか? 最初がスリリングだと、あとはどこへいってもオッケーになりますよ?」 質問者「……(なんかさっきの質問とダブってるなあ)もしかしてそれを狙って……?」 七条「さあ? どうでしょうか。うふっ」 84 受けの側からエッチに誘ったことはある? 啓太「……まだないです……」 質問者「 『 まだ 』 っていうことは、じゃあこれからチャレンジするんですね?」 啓太「……う(思わず後ずさり)」 七条「してくれないんですか?」 啓太「い、いや……、その……。してくれないとかじゃなくて……(赤)」 85 その時の攻めの反応は? 質問者「楽しみですねぇ。七条クン」 七条「はい、もう。その日が待ち遠しいです(幸笑)」 啓太「またそうやってみんなでプレッシャーをかける……(涙目)」 質問者「(七条クンに)……プレッシャーでしたか? 今の」 七条「いえ、全然……(苦笑)」 質問者「ですよね?」 啓太「だ、だって……。ふたりで 『 誘え、誘え 』 って……(くすん)。そんなの俺、まだ……」 質問者「……啓太くん、何か大きな誤解をしていませんか?」 啓太「?」 質問者「七条クンの膝に座って、首に抱きつくだけでも立派に 『 誘って 』 いますよ?」 啓太「あ……。そうなんだ……?」 質問者「何もスポットライトを浴びながら、ストリップショーまがいに服を脱ぐことだけが誘ってる わけじゃないですから。ね?」 啓太「ホントに……?」 質問者「そうですよ。ファスナーを口でくわえておろしたりしなくてもいいですし」 啓太「……なんだかちょっと安心してきたかも……」 質問者「うんうん。じゃあ今夜早速試してみなくちゃ」 七条「楽しみです(にっこり)」 啓太「……え゛(滝汗)」 質問者「こんなものはタイミングですからねえ。思い立ったときにやっとかないと、時間がたてば たつほど、しにくくなっちゃいますよ?」 七条「そうですよね」 啓太「……う゛(滝大汗)」 七条「……誘ってくれないんですか?」 啓太「……(汗赤焦困汗)……」 86 攻めが強姦したことはある? 七条「……ふん?(←片眉だけはねあげ、皮肉な笑い)」 質問者「(小声で啓太くんに)……あの笑いって、例の人でなしさんじゃないからしたことない、っ てことなんでしょうか?」 啓太「(同じく小声で)分かってたらさっさと次に行って下さいよぉ」 87 その時の受けの反応は? 質問者「したことがないから、反応などもない。で、よろしいですか?」 啓太「はいっ。そうですっ。だからとっとと次の質問に行って下さいっ!」 88 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある? 七条「僕を……、というより、僕の存在を全身全霊で求めてくれる人」 啓太「俺が 『 信頼できる 』 って思った人、かなあ」 89 相手は理想にかなってる? 七条「ええ(にっこり)」 啓太「……でないと、あんなこと、させてません……(真っ赤)」 90 エッチに小道具を使う? 七条「……」 啓太「ないです。俺がまだ慣れてないから七条さんが気をつけてくれてるんだと思いますけど」 質問者「なるほど。とても七条クンらしいですね」 七条「……」 質問者「どうしました? 啓太くんからもう答えはもらいましたよ?」 七条「いえ。アイスクリームは小道具に入るのかな、と思いまして」 質問者「……ああ……。どうでしょうね。なるほど、びみょーな感じがします(……どう使ったのか はよーく分かる気がするけど、長くなりそうだし。聞くのは止めておこう……)」 91 貴方の「はじめて」は何歳の時? 七条「14歳の夏ですね」 啓太「……16です……(拗)」 質問者「だから啓太くん。拗ねないでください、って(苦笑)」 七条「僕はもしかしたら一生、伊藤くんに許してもらえないのでしょうか?」 質問者「それはまあ……。大丈夫だと思いますが……」 92 それは今の相手? 啓太「……はい(赤)」 七条「……ごめんなさい。違いますね」 質問者「じゃあこの際ですから、そのときのお相手をちゃんと聞かせていただきましょう」 啓太「え……? だけど……」 質問者「知らない方があとで辛くなりますよ? 嫌なしこりはさっさと解消してしまうに限ります。 そうでしょう? 七条クン」 七条「そうですね。ちゃんと話しますから、伊藤くんも聞いて下さい」 啓太「(無言で硬い表情ではあるけれど、決心したように頷く)」 七条「僕はそのときニースの近くの小さな村に逗留していました。彼女はフィンランドからの旅 行者で、僕よりは少し年上だったかと思います。もう名前も覚えていませんが、腰のなか ばまであった長い髪が、僕と同じ色だったことだけは印象に残っています」 質問者「……たったそれだけですか? はじめての女性の印象なのに?」 七条「そんなものですね(苦笑)。やっぱり伊藤くんとのときほどの感動などありはしません」 啓太「……ふーん。(まだ拗ね拗ね中。でもちょっと機嫌がよさそう)……」 七条「……(やっぱり質問者さんにはあとでお礼が必要ですね)……」 94 どこにキスされるのが一番好き? 啓太「くちびる……かなあ」 七条「啓太くんがしてくれるならどこでも(にっこり)」 94 どこにキスするのが一番好き? 啓太「……やっぱりくちびる、かなあ……?」 七条「耳の下のくぼみにしてあげると悦んでくれるので。そこですね」 啓太「え? 俺、そんなに悦んでますか?」 七条「ええ。とっても」 質問者「自分では気付いてなかったんですね?」 啓太「はい…………(赤)」 95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何? 七条「しっかり抱きしめてあげること。空気さえ間に入らないくらいに」 啓太「反応がわかるほど余裕があるわけじゃないので……。でも『好き』って言ったら眼で微笑 ってくれてる気がするんです」 質問者「なるほど。七条クン、どうですか? 啓太くんに『好き』って言われるのは」 七条「ええ。さっきも言いましたが、伊藤くんは僕を喜ばせる天才なんです。僕にとって、伊藤く んから『好き』って言われるより以上に嬉しいことがないことくらい、伊藤くんにはすっかり お見通しなんですよ」 啓太「(赤。でもとっても嬉しそう ・ 笑)」 96 エッチの時、何を考えてる? 啓太「……あんなとき、何か考えてるものなんですかあっ!?」 七条 ・ 質問者「…………………………(汗苦笑)」 97 一晩に何回くらいやる? 七条「1〜2度ですよね?」 啓太「そうですね」 質問者「え……? ちょっと待って下さい。たったそれだけなのに、翌日、遅刻しそうになるん ですか?」 啓太「あの、それは……」 質問者「はい」 啓太「七条さんは、っていう意味ですから……(赤)」 質問者「……ああ……(納得)。ですよね? さっき啓太くんは『覚えていられない』っていって ましたものね」 啓太「……(赤赤)……」 七条「回数をこなせばいいというものでもありませんでしょう(苦笑)。僕たちのはとても深いん ですよ」 質問者「……はああ……(っていうより、七条クン、長い?)」 98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう? 啓太「……いつか自分で脱げるようになりたいです」 七条「そのときは僕の服も脱がせてくださいね」 啓太「えっ? 俺が、七条さんの服を……。ですか……?」 七条「ええ(幸笑)」 啓太「(想像してみた)むっ……。むむむむむむむむむむ無理ですっっっっっ(赤汗赤)」 99 貴方にとってエッチとは? 七条「伊藤くんを愛するということ。それを形にしたもの、ですね」 啓太「じゃあ俺は……。その想いに応えること、にしておきます」 100 相手に一言どうぞ 七条「有難う。この一言に尽きますね」 啓太「俺もです。俺、七条さんに出会えただけで、この学園に来て良かったって思えますもん」 質問者「そうですか。それは良かったですね。今日は長時間、どうも有難うございました」 七条「質問者さんにもいろいろお口添えして頂いて、有難うございました。おかげで伊藤くんとの 絆がより深まった気がします」 質問者「いえいえ。こちらこそ無粋なことで(笑)」 七条「あとで成瀬くんの作った美味しいケーキをホールでお届けしますから」 質問者「それはそれは。ご丁寧に(……いい子だなあ。馬鹿ップルでさえなければ言うことない んだけど)。でもどうぞお気遣いなく。こちらも仕事ですので」 七条「ああ。どうか遠慮はなさらないで下さい。成瀬くんなら、ちょっとしたハッキングをするだけ でケーキくらいいくらでも焼いてくれますから」 質問者「そんな危険なケーキ、ぜーったいにいりません!!」 |